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Go − Circuits No.61 (12/03/00)

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【 61号の目次 】

○ 11月30日筑波タイムトライアル終了

◎ 12月23日筑波タイムトライアル参加者募集中 !!!

● From チーフインストラクター

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○ 11月30日筑波タイムトライアル終了

気温は低いものの青空が広がった11月30日。YRS主催の第2回筑波タイ
ムトライアルが終了しました。

今回もサーキットを走ったことのない方が6名参加してくれました。また一方
ではサーキット走行が10時間を超えるベテラン勢の参加もありました。

参加した車両も軽自動車からSUV(スポーツユーティリティビークル)まで
実に多彩。サスペンションを固めたクルマも全くのノーマルカーも。それぞれ
に独特のコーナリングフォームを披露してくれました。

教室での座学では「安全に速く走る方法」と、サーキットで「やらなければな
らない操作」と「やってはいけない操作」を学びます。

なぜアウトインアウトが大切なのか、コーナリングとは何か、などです。初め
ての方は聞いているうちにサーキット走行が自然にイメージできます。ベテラ
ンの方はそれまでの悩みが解消に向かいます。

結果はサイトをご覧いただくとして、とにかく参加者全員が「安全に速く走る
」ことを堪能した1日でした。

特に、走行が終わって初めてサーキットを走った方が、「え〜ぇッ、クルマっ
てこんな風にも走れるんだ!」「すんごい楽しい!」と言ってくれたのには、
スタッフ一同大喜びでした。

第2回筑波タイムトライアルエントリーリスト
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/ttt1130/list_entry.htm

第2回筑波タイムトライアルイベントレポート
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/ttt1130/report01.htm

※ YRSではイベントに参加されたみなさんのラップタイムを集計して掲載し
ていきます。今回は11月3日と11月30日の2回分。計50名のラップタ
イムです。

筑波サーキット コース1000歴代ラップタイム一覧表
http://www.avoc.com/result/yrs_trial/best_lap_history.htm

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◎ 12月23日筑波タイムトライアル参加者募集中 !!!

12月23日に行うイベントのタイトルを「筑波タイムトライアル」に変更し
ます。

もともと内容は過去2回行ったタイムトライアルと同じなのですが、「レース
」と名前がついているので抵抗があるとの指摘が多々あったからです。

YRSはプロのレースを主催することも出来ますが、筑波サーキット コース1
000で目指しているものはあくまでもグラスルーツモータースポーツです。
できるだけたくさんの方に、気軽に参加していただくことが目的です。

12月23日も過去2回と同じように進行します。

年末で忙しい時期ですが、みなさんの参加をお待ちしています。
http://www.avoc.com/school/guide_tsukuba.htm

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● From チーフインストラクター

第2回筑波タイムトライアルが終わり、スクールを含む何らかのユイレーシン
グスクール主宰イベントに参加された方の総数が232名になりました。23
2名の方とクルマを通じて知り合うことができたわけです。

時間的な制約から参加者の方々の声を十分にはお届けできていませんが、それ
ぞれにクルマを走らせることを堪能し、また走らせる楽しみを見つけられたよ
うです。

今回は、いただいた声の中からひとつ。

直接、あるいはメールで「他人と一緒に走るのが苦手」という意見を聞きます
。確かにサーキットではクルマの限界に近い状態で走っていますから、できれ
ばひとりで走りたいと思われるのも理解できなくはありません。ひとりならば
他人と接触することもないですし、ミスしても自爆(言葉は適切ではありませ
んが)ですみますから。

しかしです。アメリカと日本で「クルマを操る楽しさ」を説いてきた立場から
みれば、「できれば他人と一緒には走りたくない」という考え方はペケです。


なぜかと言うと・・・・。

端的に言えば「ひとりで走りたい」という裏には『運転に対する不安』が見え
隠れしているからです。その状態ではひとりで走っていても不安があるはずで
すし、決して安全だとは言えないでしょう。

では、どの時点で他人と走ることが不安ではなくなるのでしょうか?

ボクはその『不安』を取り除くためにタイムトライアルを集団走行で行うこと
を決めました。

不安を抱える原因は「運転に集中しすぎる」ことにあります。運転に集中しな
けりゃあぶないじゃないか、と言わないで下さい。ここでいう集中とは、意識
のことです。

概して不安のある人は、自分の経験より速く走ろうとしています。ですからそ
れこそ必死で走るわけです。余裕もありません。場合によってはイチカバチカ
の走りになっている可能性も大です。

これもペケです。結果として得られるものは、「クルマを操作する楽しみ」よ
りも「たまたまうまくいった時の刹那的達成感」だからです。それではバクチ
です。少なくとも人間に危害を与える可能性のあるクルマという道具を使うの
ですから、バクチは駄目です。

ボクは、「不安」を抱えるならひとりだけの時でも走らないほうがいいとさえ
思います。

集団で走ることのメリット。それは周囲に意識の一部を使わなければならない
ことです。実際、安全に走るためにはペースをひとりの時よりも落として走ら
なければならないかも知れません。しかし、それは、同時にひとりで走ってい
る時に陥りがちな「煮詰まった走り:即ちバクチ的集中力」から開放されるこ
とにもつながります。

これが集団走行を勧める理由です。他人と走ることが危険なのではなく、他人
への配慮ができない状態で走っていることこそ危険だと思うのです。

ぜひ一度、筑波タイムトライアルの門をたたいてみて下さい。ラップタイムが
拮抗している人同士をグループにしますから、意識して走っている限り「隣の
クルマとの相対速度はゼロ」ですから、本当は「ひとりで走っている」時と変
わりはないのです。。



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