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Go ★ Circuits No.135 (06/06/02発行)

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【135号の目次】

※ ココデメールでGo☆Circuitsを購読している方にお知らせ

◎ YRSウェブサイト更新

○ YRS宛メールアドレス

■ 筑波サーキット公式ドライビングスクール申込み受付中

▽ 筑波スプリント&筑波エンデューロ参加者募集

□ YRSオーバルドライビングスクール開催

▲ TDWアンケート抜粋

☆ ハウツゥスタート ドライビングポジション

★ レースウエイ in the States No.1

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※ ココデメールでGo☆Circuitsを購読している方にお知らせ

ユイレーシングスクールのメールマガジン「Go☆Circuits」は直接
配信の他にいくつかのメールマガジン配送サイトを使ってお届けしていますが
、このほどココデメールがメールマガジンの配送を中止します。

ココデメールを利用されている方で継続してGo☆Circuitsを読まれ
たい方は再度購読を申し込まれる必要があります。YRSではココデメール経
由の配信を6月19日で終了しますのでご了承下さい。

ユイレーシングスクールでは莫大な数のメールアドレスと氏名を管理していま
すが、これらの個人情報が第3者に知られることはありません。再度メールマ
ガジンの購読申込みをされる場合は直接YRSに申し込まれることをお勧めし
ます。

> メールマガジン購読申込み
http://www.avoc.com > Mail Magazine > 購読申し込み

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◎ YRSウェブサイト更新

> YRSイベントレポート掲載
5月19日に行なったYRS感謝デーの模様を掲載しました。
http://www.avoc.com > Reports > イベント

> 受講者アンケート集計結果掲載
集計の遅れていたアンケートの集計結果を掲載しました。
http://www.avoc.com > Documents > アンケート > 感謝デー

> YRSオーバル歴代ラップタイム更新
計85名のYRSオーバルラップタイムをソートし掲載しました。
http://www.avoc.com > Lap Time of Record > Oval Course

> 歴代タップタイム更新
筑波1Kの歴代ラップタイムを更新しました。705名のベストラップタイム
が掲載されています。
http://www.avoc.com > Lap Time of Record > 筑波コース1K

> 5点式シートベルトを特価で販売中
アメリカGフォース製の5点式ハーネスを送料込み16、000円で販売して
います。数に限りがありますので希望される方はお早めに。
http://www.avoc.com > Merchandise > 通信販売

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○ YRS宛メールアドレス

ユイレーシングスクール宛のメールで担当外に届いたため対応が遅れるケース
があります。再度それぞれのアドレスの担当内容をご確認下さい。

・ユイレーシングスクールについて一般的な連絡と問い合せおよび質問
mail@avoc.com

・メールマガジンGo☆Circuitsへの投稿のみ
publisher@avoc.com

・メールマガジンGo☆CircuitsとYRSサイトの転載許可など
publisher@avoc.com

・ユイレーシングスクールセニアインストラクターへの私信
tom@avoc.com

(注)以下のアドレスはいただいたメールについて対応できませんのでご了承
下さい。
admini@avoc.com
pr@avoc.com


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■ 筑波サーキット公式ドライビングスクール申込み受付中

筑波ドライビングワークショップはYRSが考案した日本で最も効果的に、か
つ安価にクルマの操作を理解するためのカリキュラムです。

平日の開催ですが、参加を希望される方はスケジュールを調整してできるだけ
早く申し込まれることをお勧めします。

> 筑波ドライビングワークアウト開催案内
http://www.avoc.com > School > ワークショップ

カーコントロールの習熟に特化したカリキュラムが筑波ドライビングワークア
ウトです。終日ジムカーナ場でクルマの操作と挙動の関係を検証します。筑波
ドライビングワークショップを受けられた方にもまだ受けていない方にも、ま
た既にレースに参加している方にも有効なカリキュラムです。

> 筑波ドライビングワークアウト開催案内
http://www.avoc.com > School > ワークアウト

→ 筑波サーキット公式ドライビングスクールの日程はYRSのスケジュール
で確認して下さい。

> ユイレーシングスクール年間スケジュール
http://www.avoc.com > School > スケジュール

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▽ 筑波スプリント&筑波エンデューロ参加者募集

7月13日に行われる第3回筑波スプリントと筑波エンデューロ、筑波タイム
トライアルの参加受付を行います。プログラムに変更がありますのでご注意下
さい。

○筑波スプリントは以下のクラスを増やします。この機会にぜひ筑波スプリン
トでヒートレースの楽しさを味わって下さい。
・コース1K51秒以上のクラス
・FRのツーシーターでNAエンジンのクラス
既に軽自動車の参加申込みもあります。クラスを増やしてバランスのとれたレ
ースを開催する予定です。

○筑波タイムトライアルの参加台数を制限します。30台→24台
台数が集まらない場合にはドライビングスクールを開催します。

○筑波エンデューロはいつも通り開催します。

当日のスケジュールを確定するために参加を考えられている方は早めにお申込
み下さい。

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■ YRSオーバルドライビングスクール開催

7月27日に行われる第2回筑波ドライビングワークアウトコンペティッショ
ンのプログラムを変更します。TDOCは午後に開催し、午前中はYRSオー
バルを使ったドライビングスクールを開催します。詳細は後日メールマガジン
でお知らせします。

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▲ TDWアンケート抜粋

多くの方に筑波サーキット公式ドライビングスクールである筑波ドライビング
ワークショップに参加していただいています。昨年も日本で最も受講者を集め
たドライビングスクールでしたが、このままのペースで行くと今年は昨年の実
績を大幅に上回ることになります。

受講された方が筑波サーキット公式ドライビングスクールで何を発見し何を得
ることができたか。ぜひ昨年の分を含めアンケートの集計結果をご覧下さい。
ここでは最近2回の1部を抜粋してお届けします。

| 5)受講して習得できたことを思いつくだけ列記してください。
・コーナリング時のアクセルワークトレールブレーキング。
・丁寧に走る。
・頑張り過ぎないということ。技術ではなく意識。でも本当に意識改革出来た
かというとまだ怪しいですが。
・今回の一番の収穫は、「同じラップタイムで周回していく」ことです。今ま
では1周1周にムラがあって、全くタイムがまとまらなかったのですが、今回
の2回目の計測では47〜8秒でまとまっていました。これをさらに47秒台
で走り続けられるようにするのが、次のテーマでもあります。また、荷重移動
についても、何となくですが、こういうふうにしなければならないというのが
朧気にもわかりました。しかし、これについてはまだまだ理解できないところ
が大きいので、さらに色々としなければならないことが多くありそうです。
・ステアリング蛇角とアクセル(&ブレーキ)の踏める量は半比例する。頭で
分かってはいたが、操作と車の性能次第で無理が利くものとばかり。
・アクセルワーク、ブレーキワーク、ステアリングの3つの要素の関係。自分
の運転で、コーナーの立ち上がりでアクセルを開けすぎていたことを教えて頂
けたこと。スピンをしないで出来るだけ早くコーナーを抜ける方法。コーナリ
ング中の車の挙動の有るべき状態。(ブレーキ、アクセルワーク)
・シ−トポジションの取り方。車に曲がってもらうコ−ナリング>前に車重を
かけてからイ−ブンスロトルでロ−ルしながら少しのハンドリングで曲がりス
テアリングを戻しながらのアクセルをいれる入れ方(ハンドルとアクセルが針
金で繋がる話が凄くイメ−ジしやすく解かり易かったです)いつもハンドリン
グだけで曲がっていましたし、そしてアンダ−が出てました。同乗走行して頂
いた時、車って操作入力が正しいとこんなに曲がるし、一体になる感じで走っ
てくれるんだなあ−と感動しました。又、ヘタに車を解かってないのにイジル
もんじゃないと痛感しました。今回初めて参加させて頂いて初心者ながら、車
の操作と動きの因果関係が分かりこれからの車に対しての運転の仕方、見方と
いうのがかなり変わりましたし、より車に対しての楽しみを教えて頂きました
。本当にありがとうございました。
・左足ブレーキのための正しいドライビングポジション、ちょっと長めにジワ
ッと踏むトレイルブレーキ。
・トランジッションの重要性(アクセル→ブレーキ→ターンイン、など)。
・タイヤのコントロールが、前回よりも、より具体的にイメージできるように
なりました。特に、限界付近でのアクセル・ブレーキのコントロールが、以前
よりも細かくできるようになったと思います。ただ、運転しているうちに気持
ち良くなって来て、気をつけないと車体を振り回したくなる衝動に駆られてく
るようになってしましました。(笑)
・理論、安全を大切にされていたところ。
・教える方も受けている生徒さんもみんな紳士的で感じがよい人だったから。
・座学授業もこれで3回目。大分わかってきたような気がします。それを理解
した上で実践したつもりですが、なかなかうまくいきません。この練習を繰り
返して行えるところが良かったです。
・スタッフの人数が多く、どなたも親切丁寧に教えて頂けたから。
・走行時間が多い。
・一人一人にアドバイスなどきっちり教えてもらえた。
・サーキットへ行かなくても日常でもやれることがたくさんあることに気付い
た。
・ハンドルが上下に動くことに気付いた。
・自分の走りを見てもらえること。
・インストラクターのサーキット同乗走行。参加車輌の全てに乗っていただけ
るとは思いませんでした。自分の車でもこれだけ攻められるのか!と、参考に
なりました。
・わかりやすく説明して、走行時間も比較的多かった点。
・走らせ方の理屈を解り易く解説して頂いたところ。
・午前中定常円、午後コースと一日のイベントの中で両方できるのは非常に有
意義であると思いました。もちろん費用対効果を考えても、これだけの内容で
この値段は非常に安いと思います。
・定常円でウェットとドライを体験できた。サーキットでは、初心者優先の追
い越し制限があったので、安心してマイペースで走行できた。
・定常円で車に対する加重移動が理解できた。それをすぐコース1Kで試せる
のもよかった。

| 7)(6)で思う答えた方はどんなところが上達したと思いますか?
・操作を円滑にする事。
・急激な操作をしないように心掛けることが出来たと思う。
・新しい発見というより再発見・再確認でしょうか。攻めることと早く走るこ
との違いというか、それは知識として知っていたし理解もしているつもりです
が、実際走ると頑張り過ぎる。ですからもっと丁寧に意識して走るということ
です。
・「回答5」でも答えましたが、「同じラップタイムで周回していく」ことは
大きく上達したと思います。ただ、まだ2秒近いバラツキはあります。荷重移
動についても同様です。
・車の挙動が少しは理解できた。
・運転が荒いと指摘され、意識した事によって少しは荒さが取れたと思う。コ
ーナーを早く抜ける方法について、コツがつかめたと思う。
・車重のかけ方とロ−ルを活かしながら少しのハンドリングでの曲がり方、ス
テアリングとアクセルのバランスの良いかけ方。
・トレイルブレーキでクルマが向きを変えてくれることを、何となく感じるこ
とができるようになってきました。
・コーナリングでの荷重の掛け方。
・車の状態を、感覚から具体的にイメージできるようになりました。以前はア
ンダーやオーバー等の挙動が、何故起きたか、を後で考えて、「多分、ああだ
ったからだろう」程度のイメージしかできませんでしたが、今回は、ミスった
ときも、すぐに「あ、オーバーになる」とか、「アンダーがでる」とか、ミス
った直後に判るようになりました。そのため、リカバリーも以前のように出た
トコ勝負ならず、ある種の余裕を持って対処できるようになり、集中力の維持
にも役立つ事が判りました。また、以前トムさんからアドバイスして頂いた、
スキール音のしない(しにくい)タイヤを履いて来たので、限界時の見極めを
音ではなく、感覚で判断しなければならず、それが感覚を鋭くさせるための練
習として非常に効果的であることも実感できました。
・アンダーステア、オーバーステアの挙動を少し理解できた。
・前過重でのコーナリングの挙動を少し理解できた。
・挙動変化を体感する。
・イーブンスロットル。
・正しい荷重移動、正しいタイヤの使い方、コース1000の走り方。
・荷重移動と冷静な判断力。
・ヒールアンドトゥ、ハンドルとシートの正しい姿勢、コーナーの曲がる車の
体勢。コーナーの脱出の体勢と加速、ブレーキング、ほどよい車の滑り具合、
アクセルの踏み方、ハンドルさばき、走りに行く友達、車に負担をかけない事。
・アンダ−ステアを出さないこと、丁寧に乗ること、自分は今までコ−ナ−で
プッシュアンダ−でした。
・「全然運転が上手くない」自分を再認識出来た。インストラクターは流石で
した。
・アクセルオン・ハンドリング・ブレーキング三要素の摩擦係数関係、ハンド
ルの切り方、アクセルの開け方、ブレーキの踏み方・離しかた、目線、グリッ
プ力と車の状況の関係。
・トレイルブレーキングの効果。
・サスペンションのグリップの重要性。
・目線の送りの重要性。
・アクセルを踏んでも前には進まない事の再認識。
・冷静なドライビングが結果的に速く走れる事。⇒気付いたのであって習得は
出来ていないですが(笑)。
・ブレーキングで車の向きを変える=ゆっくりとした&少ないハンドル操作で
コーナーを回る。
・コーナーリング時に行う操作の理解。
・トレイル・ブレーキングの意味&方法(実際の技能としてはまだ身について
いないが。。)
・車の加重移動の重要性、移動の仕方(トランジッション)(実際の技能とし
てはまだ身についていないが。。)
・タイヤの摩擦円の理論を体験できた。タイヤがつぶれて摩擦円が大きくなる
感覚を体験できた。
・ステアリング操作を代表に、操作のスピードの重要性。重たい車はそう簡単
に反応しないこと。操作はユックリ、スムースに行うことの重要性。

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☆ ハウツゥスタート ドライビングポジション

先日の筑波ドライビングワークアウトでのことです。何度か参加されたことの
ある方のクルマを覗いてみると、センターコンソールに厚めの小さな座布団の
ようなものがテープで止めてあります。「はは〜ん!」と思って聞いてみると、
案の上急遽あつらえた『ニーレスト』でした。

TDOでは定常円を走ります。クルマの限界域で走ることはサーキット走行と
変りはありませんが、ひとつだけ決定的に異なる点があります。それはターン
(コーナー)が長いことです。当たり前のことですが、YRSオーバルふたつ
のターンしかありませんからそれぞれが180度ターンです。ターンあるいは
コーナーが長いとどうなるのか?考えてみて下さい。

特別なことではありません。単純に横Gを受けている時間が長いということで
す。

つまりジワーッと押し付けられている時間が長いので身体が安定していなけれ
ば正確な操作はできません。横Gに耐えるために肩をシートバックに押し付け
るからステアリングホイールに余計な力がかかってしまう。結果として知らず
知らずのうちに「そのつもりではない」舵角を前輪に与えてしまっているかも
知れません。フットレストに左足をふんばっていても身体が動く。それを避け
るためにひょっとすると右足に力がかかってしまい必要以上にスロットルを開
けているかも知れません。

ドライビングポジションに求められるものはまず最初に両手両足の動きがクル
マのどんな挙動にも影響されないことです。いかなる状況であろうと手足が自
由に自分の意思通りに動いてくれるポジションこそ理想です。

それは腰から上のサポートに優れるからと言ってバケットシートをつけても解
決はしません。下半身が安定していなければ、『シートの上で踊る』結果にな
りかねないからです。

正確な操作をもたらすドライビングポジションの鍵は下半身の安定にあります。
伸びきった足ではいくら体力があっても自らの『重い上半身』を支えることは
難しいことです。

衣類を丸めて作っただけのニーレストですが、思いの他効果があったようです。
いつもなら届かなかったセンターコンソールに左膝が当たる。クラッチを切る
のは主に直線ですから、コーナーでは膝をコンソールに当てて上半身を支える
ことができる。結果として横Gがかかっても上体が振れない。ステアリングホ
イールを思い通りに回せる。そればかりか右足にも余計な力がかからない。

お金がかかることではありません。ニーレストとして使えるものは身の回りに
いくらでも転がっています。どうしても足が伸び気味のポジションしかとれな
い方は、なんとかして下半身を安定させることを考えてみて下さい。

ロードコースの場合は比較的短時間でコーナリングは終ります。しかし横Gに
耐えながら操作しなければならないのは同じ。正確な操作をしていると思って
いる人も上半身が不安定で操作に余分な力が加わっていることは多いもの。走
る前にどういうポジションが正確な操作をするのに適しているかを考えてみて
下さい。

バケットシートに身と財布(の1部)をゆだねるのはその後でも間に合います。

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★ レースウエイ in the States No.1B

アメリカでは圧倒的にオーバルコースの数がロードコースのそれを上回る。地
域によっては全くロードコースが存在しない場合も多い。しかしロードコース
を走りたい人はどこにでもいるし、ロードコースで行われるレースを見るのが
嫌いな人ばかりではない。

そこでオーバルコースにロードコースをドッキングさせてオーバルレースとロ
ードレースを開催することになる。幅広いモータースポーツファンを取り込も
うというコースオーナーのビジネスセンスだ。

あのデイトナ24時間レースだって1周のうち距離からすればほとんどがオー
バルコースを走る。ロードコース部分の速度が低いから、実際はインフィール
ドを走っている時間のほうが長いがつまるところはオーバルコースで速いマシ
ンが速い!

ロードコースを組み合わせたオーバルの代表的なものがデイトナインターナシ
ョナルレースウエイ。デイトナのトライオーバルは全長が3.2kmもあるか
らインフィールドを使えばそれなりのロードコースができる。しかしマイルオ
ーバルでもロードコースを併設する例がある。難しさかけては右に出るものの
ないフェニックスインターナショナルレースウエイがそれ。

アメリカのプロフェッショナルロードレースの統括団体だったIMSA(イン
ターナショナルモータースポーツアソシエーション)が全盛のころには、フェ
ニックスに世界中から7つのメーカーが集まってレーシングプロトライプ(G
TP)のレースが行われていたほどだ。

現在はアメリカ最大のアマチュア組織のSCCA(スポーツカークラブオブア
メリカ)のリージョナルレースが開かれているのみ。元来アメリカがオーバル
レース志向であることを考えればやむをえないことではある。

次回はフェニックスインターナショナルレースウエイの走り方。

○アメリカのレース場
http://www.avoc.com >Scrap Book > 原稿 > 10頁
○フェニックスインターナショナルレースウエイオフィシャルサイト
http://www.phoenixintlraceway.com/
○ノースアメリカンモータースポーツページ(PIR)
http://www.na-motorsports.com/Tracks/Phoenix.html

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□ メールマガジン " Go − Circuits "
□ 有限会社ユイレーシングスクール発行
□ オリジナルサイト:http://www.avoc.com
□ Copyright Yui Racing School Co.,Ltd.
□ Copyright 1986-2001 AVOC CORPORATION

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もしくは引用されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。

publisher:mail@avoc.com
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◇ まぐまぐ: http://mag2.com
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