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Go ★ Circuits No.145 (09/04/02発行)

==【目次】=============================

■ 秋の感謝デー開催日変更のお知らせ

◎ 筑波ドライビングワークアウトカリキュラム変更
| ★ サーキット未経験者対象のクラス新設 ★

○ 筑波ドライビングワークショッププラス参加者募集中

▲ YRSイベント参加者募集開始

☆ ハウツゥスタート 伊部太一君の場合

★ レースウエイ in the states 休載

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■ 秋の感謝デー開催日変更のお知らせ

既報の通りYRS秋の感謝デーを10月20日(日)に開催する予定でしたが、
運営上の問題が発生したため日程を変更せざるをえなくなりました。

| 新しい開催日は10月6日(日)です。

20日に参加を予定されていた方には申し訳ありませんが、新しい日程で参加
を検討していただけるようお願い申し上げます。

YRS感謝デー参加申込み:
http://www.avoc.com > School > その他のイベント

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◎ 筑波ドライビングワークアウトカリキュラム変更
| ★ サーキット未経験者対象のクラス新設 ★

9月19日と11月21日にサーキットを走ったことのない方を対象に筑波ド
ライビングワークアウトを開催します。カリキュラムは通常のTDOとかわり
ありませんが、速く走るためのテクニックもさることながら、どうすればクル
マを正確に操れるかに主眼をおいて開催します。

サーキットを走ったことがないけど将来は走ってみたい、サーキットを走るつ
もりはないけどクルマの運転を自分のものにしてみたい、という方はぜひ参加
して下さい。タイヤについての話、ビークルダイナミックスについて、そして
インストラクターの経験談など色々お話ししようと思います。

この筑波ドライビングワークアウトビギナーでは質疑応答の時間を増やします
。日ごろ抱えているクルマの運転についての疑問にお答えするためです。基本
的なことから丁寧にお答えします。

尚、その他の日程の筑波ドライビングワークアウトもカリキュラムは今まで通
り開催しますが、フォーミュラライドを希望者に限り、受講料を減額しました。
またYRSオーバルの経験のある方にはバイアスタイヤのセミレーシングを履
いた車両の試乗も有料で行う予定です。詳細は申し込まれた方にお送りする開
案内に載せます。

筑波ドライビングワークアウト参加申込み:
http://www.avoc.com > School > ワークアウト

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○ 筑波ドライビングワークショッププラス参加者募集中

9月25日に筑波ドライビングワークアウトプラスを開催します。原則として
これまでに筑波サーキット公式ドライビングスクールを受けられたことのある
方を対象とします。

TDWPではスレッシュホールドブレーキングに始まり、クルマの過重移動が
手に取るようにわかる定常円旋回、コース1000でのコーナリング練習、ラ
ッピングと続くカリキュラムの中で、無理なくクルマを正確に走らせることが
できるようになります。

TDWPでは参加者全員が受信機からのリアルタイムアドバイスを受けながら
走ります。ご自分の運転を客観的に見なおせる他、操作と挙動のズレを正すの
に効果的です。

募集人員は16名。受講料は25、000円です。入校時で既に4名の申し込
みがあります。ご自身の運転に幅を持たせたい方はお早目にお申し込み下さい
。

筑波ドライビングワークショッププラス参加申込み:
http://www.avoc.com > School > ワークショップ > 15)


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▲ YRSイベント参加者募集開始

10月12日(土)には今年最後の筑波スプリントと筑波エンデューロが開催
されます。

第3戦まで開催していた筑波タイムトライアルは筑波スプリントに吸収する形
で開催を中止します。

筑波スプリントはアメリカ流のローリングスタートによるヒートレース。筑波
エンデューロはチームワークが勝敗を左右する2時間耐久レース。どちらもノ
ーマルカーで参加できる手軽なレースです。

特にスプリントはクラスを増やし、可能な限りパフォーマンスポテンシャルが
拮抗した車両によるレースを開催する方針です。

過去に筑波サーキット公式ドライビングスクール、もしくはユイレーシングス
クールを受けられた方はどなたでも参加できます。今度は絶対に表彰台に上り
たいと考えている方。一度はレーススタートの興奮を味わってみたいと思って
いる方はぜひ参加して下さい。

開催案内は、School・Event > でご覧になれます。

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☆ ハウツゥスタート 伊部太一君の場合

§1 サ−キットを走り始めたのが18才の時でした

とにかくクルマが大好きで、運転するのが楽しく楽しくて、気が付けばサ−キ
ット走行にハマってしまいました。正直、18歳になって免許をとるまでドラ
イビングにそんなに興味はありませんでした。モ−タ−スポ−ツの存在も分か
りませんでした。知っていたのはF1くらい。ただクルマって便利だな〜って
思ったくらいです。クルマのゲ−ムはやっていましたが。
自動車学校に通ってる時も教習車を運転するが楽しくて楽しくてたまりません
でした。もう学校の授業なんてそっちのけ。それで免許を取って初めて買った
クルマがセリカ(新車)でした。この時まだモ−タ−スポ−ツの存在は知りませ
ん。ただ運転するのが楽しくて、カ−ブを曲がったりアクセル踏んだりブレ−
キ踏んだり、スピ−ドを感じたりするのが楽しくてたまらない、といった毎日
でした。
だけど運転していると危ない事もありました。曲がらない。止まらない。ウワ
ッ!なんてことになったり。そんなことをしてる間にもっと運転が上手くなり
たいという願望がどんどん強くなって、ドライビングをもっと勉強したくなり
ました。
それで初めてモ−タ−スポ−ツの存在を知りました。その日からです、あっち
のドライビングレッスン、こっちの走行会、あっちサ−キット、こっちサ−キ
ットととにかく走りました、運転が上手くなりたくて。そして気が付けば、上
手くて速くなりたいと思うようになりました。
もちろんここまで来る間に、クルマの知識やモ−タ−スポ−ツの世界を勉強し
てきました。色んな本、ビデオを見ました。黒沢元治のドライビングメカニズ
ム、トムのYRS教科書、ビデオは、WRC・F1・CART・ルマン・JG
TC・などなど、理論や技術を向上するために色んな角度から勉強しました。
けどチュ−ニングはあんまり興味はありませんでした。「いいドライバ−が運
転して、初めていい走りが出来るんだ」、「クルマ・タイヤ」のポテンシャル
をフルに使えるんだ!」って思っていたから、何もチュ−ニングしませんでし
た。
確かに速い人も見てきました、けど本当に速いのかな?っていつも思っていま
した。ただチュ−ニングしてあるから速いだけじゃない?とも思っていました
。そりゃ多少の腕はあるんだろうけど?って思いながら観ていました。それに
回りはチュ−ニングしてあるクルマばっかり。中には、俺のクルマいじって無
いのに、なんでいじってあるクルマが俺より遅いの?って思うこともありまし
た。クルマのポテンシャルが違う?いいえそのクルマはセリカよりベ−スポテ
ンシャルのあるRX-7やスカイラインでした。「あれ?なんで?」って思まし
た。
そして走りに明け暮れる毎日。しかしサ−キットを走っていると、時には不思
議なことも起きます。

§2 疾走とあせり

ある日のドライビングレッスンでした。いつもと変わらないドライビングレッ
スンでした。ジムカ−ナのコ−スを走り、1回の走行が終わるとプロからアド
バイスを受けます。そのプロは「さっきより、すごくいいよ、今のをもっと速
く」って言われました。そんな事言われても、ただ右左右ってコ−スを覚える
のが精一杯で、コ−スを間違えないように走っただけなのに・・・困ったな〜。
今の走りがいい走りだったのか、全く自分では分かっていません。分かったの
は、加速を常に感じて走っていたことだけ。特別なにをしたわけでも無い。
そして本コ−スへ!いままでのサ−キットはちっちゃいサ−キットばかり走っ
ていたので、ここまで大きいサ−キットは初めてでした。初めてコ−スインし
た時「広いな〜走り易い〜!」なんて思いながら、いつもどうりに走ってまし
た。スピ−ドの恐怖はありません、ただスピ−ドが出で楽しいのなんのって!
無我夢中で走っていました。運転していて「減速」を感じるようなドライビン
グではなかったです。走っていてもコ−ナ−で苦闘するということもありませ
んでした。
なんだかクルマが勝手に曲がってくれて、なんだかアクセル踏めそうだったか
ら踏んだだけです。自分でも不思議なくらいでした。なんでこんなに加速を常
に感じて、勝手にクルマが曲がって、アクセル踏めそうだったから踏んだらア
ンダ−も出ずに、ドカ−ンと前進したのか?
結局、一番いい走りが出来たのはそのセッションだけでした。後は落ちる一方。
タイムなんか計測してないから速いのか遅いのかさえも分からない?けど安易
な考えで、また走ったら今度は体が覚えていて同じ走りができるんじゃない?
って思ってましたけど、次に走ったら全くのその速さのかけらも無い走りでし
た。
本当にあの時だけの、花火のような走りでした。この日からです。焦り始めた
のは。焦れば焦るほどに、なんであの走りができたのか、探ればさぐるほどに
タイヤはボロボロになり、コ−ナリングでの加速も感じなくなり落ちていく一
方でした。不思議で不思議で、あの時どんな操作をしたのかさえも記憶にない。
だから同じ操作のしようが無い。ただ言えることは、あの時は「楽しくて楽し
くて運転した!」ただそれだけ。なら同じ心境でドライビングをしようと思っ
たのですが、これでもあの時のようなドライビングができない!ひたすら探り
続けました。そして冬を迎えると走れなくなると思い、なんとかしようと探り
を深くいれればいれるほどに、焦りが生じてしまい。上手く行きません。ただ
ひたすら「なんであのドライビングが出来たんだ?」「いったい俺は何をした
んだ?」と思い走りつづける日々。
覚えているのは、コ−ナ−だと思ったからブレ−キを踏んだだけ、ABSが働
いてブレ−キペダルに変な感触がきたから、驚いてちょとブレ−キを引いただ
け。あっもう曲がらなきゃと思ったからステアリングを切っただけ。あと感じ
たことと言えば、ブレ−キを踏んだときに姿勢が暴れたくらい。あと前のクル
マにぶつかる!っと思ってブレ−キを強く踏んで、ステアリングを切っただけ。
後は、ブレ−キ踏んだままステアリングを切りすぎるとクルマが前に滑ってい
くから、「やばい、クルマが流れる!」って思ったからブレ−キを戻しただけ。
Gなんか全く感じませんでした。この数少ない記憶を頼りに走り続ける!

§3 底を着き我に帰る

いいかげん探りも底を着きます。そうすると人は冷静になり、新たなステップ
を踏もうとします。探りが底をついたのは、気が付けば秋でした。いままでの
ドライビングデ−タがあります。それとは逆のことをします。
そうすると、何故か不思議とクルマが安定し、タイムが向上します。いままで
より、いい感じにドライビングが出来ます。なんだ、答えってなんの変哲も無
い所にあるんだな〜って思いました。
そこからすこしづづですが、走りに変化が出てきます。タイムが向上したり、
姿勢が安定したり、スピンが安定したり。安定するようになってきました。タ
イヤのショルダ−の減り方にも変化が出てきます。いままでは、ボロボロにシ
ュルダ−が減って、タイヤ交換だったのが、しっかりスリップサインが出でタ
イヤ交換をするようになりました。
それでもまだタイヤのショルダ−は傷みます。まだ何かが良くないと思い、い
ままでのデ−タを元に走りを変えていきます。無駄の無い走りへと。しかしこ
れにも底を着くときがあります。いいかげん行き詰まるってくるのです。もう
やってはいけないことは分かっているので、やってはいけない事はしません。
そんな中でも、走りつづけていると何か新しい発見をしたりします。それをさ
らに工夫して走ろうと思います。

§4 チュ−ニングとセッティング(ブレ−キパッド)

昔のブレ−キパッドのセッティングといえば、とくかく止まるセッティングで
した。強烈なパッドをフロントとリヤに装着し、止めることだけを考えてまし
た。けど、走りに変化が現れたせいか、このセッティングだと扱いにくいので
す。すぐにタイヤがロックしてしまいます。そこでコントロ−ル性のよい物を
選んで付けました。この方が扱いやすくロックしにくいのです。
コ−ナリング中のブレ−キングも扱いやすいのです。しかしタイムは向上しま
せん。けど扱い易くなったのでこのセッティングにしてます。
俺は思います。ブレ−キパッドや消耗品の交換はいい結果を生むと思います。
けど消耗品じゃない部分、使えそうなのに使わない部品は、交換してもいい結
果にならないと思います。(サスペンションとか)。いい腕がついたなら、良
いかもしれません。けど腕もまだ無いのに変えるのは良くないと思う。俺は身
をもって体でそれを感じました。
ですが、実は俺もチュ−ニングをしてます。うぬぼれた衝撃波が今になって帰
ってきます。
足とフライホイ−ルと、あとちょこっとだけ。チュ−ニングをしたのは§3の
中間くらいからです。
調子づいて自分のドライビングに向上の兆しが見えてくるとうぬぼれ始め、や
ってしましいました。まぁ、他にもいろんな理由があるんだけどね。
チュ−ニングした結果。ところがどっこい!。タイムなんか上がりやしねぇ!
!むしろ、とんでもねえドライビング!スピ−ドは必要以上に落ちるは、荷重
の動きが分からないから、コントロ−ルしにくいのなんのって!動きが少ない
からつまらないのなんのって!
けどグリップは確かに良くなった。リアルレスポンスになった。アンダ−だっ
て出にくくなったよ!安定性も増えたよ!だけどちょっと後悔してます。もっ
と勉強すべきだった。チュ−ニングするくらいなら、その分走行に当てるべき
だったって。

§5 後悔した果てに

結局、チュ−ニングしてしまったものはしかたがないで事を片付けるのは好き
じゃないけど、現実も見て次の行動に移すことにした。チュ−ニングはしたま
まで、走りつづけよう!今、思うことは、あの時の輝く走りを物にしたい。た
だ自分の走りの頂点を取り戻したい。それを取り返さない限り、死んでも死に
きれん!。大好きなクルマと大好きなドライビング。この先何年かかろうと、
あの時の輝きだけは取り返す!!ただそれだけ。
チャレンジし続ければ上手くなると信じて、1%でも可能性があるのならばそ
の可能性に掛けてみるのも、また人生の楽しみであり、ドライビングの楽しみ
ではないかと思います。
そんなこんなで、18から初めて今は20です。正確に言うと18の秋から初
めて今は20の夏です。まもなく2年目を迎えますが、1%の可能性にかけて
ここまで来たんです。これからも、可能性が0.1%でもある限り、極め続け
ます。最高のドライビングを目指して!
結局、探していた答えが何の変哲もないところにあることに気が付いたからで
す。なんの変哲もない所に答えがあるのですから探すのも大変でした。「探し
ているものはきっとまたなんの変哲もない所に答えがあるだろうな〜」と思っ
てます。けどそれを探すのも楽しみであり、間違いは形を変えてプラスになっ
ていくと思っています。

* * * * * * * * * * *

今回、メールマガジンの原稿を書くという条件でユイレーシングスクールの主
宰者であるトムに走りを見てもらいました。結果、得るものがあったかと言う
とありました。まだまだ足りないものがあるといことわかったことです。それ
とまだまだ速く走れる可能性があることに気付いたことです。それが一番の収
穫でした。
指摘されてわかったのですが、俺はまだクルマの動きを完全に理解していなか
ったんだと思います。でもそれがわかった今、これからはトムの言うようにク
ルマさんとお友達になる努力をしていこうと思っています。

筑波サーキットのファミリー走行の日。トムは無線機と受信機を持って現れま
した。タイヤが新品なのに気付いたトムはウォーミングアップのしかたを教え
てくれました。
この日は3セッションを走ります。走ってる最中にイヤフォンからいろいろな
アドバイスが聞こえます。「まだGが残るな!」とか、「またブレ−キポンと
離す!」とか、「ステアリングが急だからアンダー出てるよ!」とか。とか外
から見ていてそこまで分かるの!?すごいな〜って思いました。まぁあんまり
トムの観察力のすごさを言ってもトムが笑顔になるだけなので、本題へ。
トムにアドバイスをもらい、まだステアリングの操作が雑だったり、ちゃんと
ブレーキを使っていないことに気付きました。
今にしてみれば、ステアリングにしてもブレーキにしても操作していてこれで
いい、という確証がないのに自分の操作のしかたを疑ったことがなかったよう
に思います。ステアリングの切り方も、ブレーキペダルの踏み方もこれでいい
んだといつも同じように操作していました。しかし、アドバイスを受けて自分
がやってきた操作が実は理屈に合っていないことを確信しました。変な言い方
ですが、自分では気付かない範囲で、実は速く走れない理由が自分がやってき
た操作にあるのだと。
走行中での感想はそんな感じで、1コーナー、第1ヘアピン、最終コーナーと
いろいろなところからアドバイスが聞こえてきます。
走行が終わり、ドライバーズサロンで話しをしました。会話の中で、自分が学
んできた理論でも間違っている事に気付きました。それはコ−ナリング中のク
ルマの向きでした。俺はクリップに向かってマシンを横にして、アクセル踏め
るようにしながら離脱するのが速い方法だと思ってました。WRCのオフロ
−ドのコ−ナリングを見てもらうと分かると思います。そんな感じにコ−ナ−
をクリアしようと思っていました。それが間違いでした。
トムに指摘され、アングルとライン、エイペックスについて帰ってすぐに勉強
しました。そして勉強した結果、縦の姿勢を作って走るということを間違って
理解してました。それからF1・ルマンを見たのですが、良く見るとトムの言
うとり、俺のような走りはしていませんでした。みんなエイペックスでの速度
を高めて、コ−ナー区間全体を速く走るため、必要最小限のアングルを保ち必
要なだけスライドをさせ、クリップの横を通りすぎる感じに走るのです。
これが本当の縦の姿勢を作って走るということでした。また勉強させられ、新
たな可能性が生まれました。おかげてF1を見ていても楽しいです。オンボ−
トカメラに切り替わるとほんと面白くて、勉強になります。いままでいったい
どこを見て勉強してたんだ?って感じです。
また答えは何の変哲もない所にありました。いつもオンボ−トカメラになると
自分にドライビングと重ねてイメ−ジするのですが、「おい!そんなにスピ−
ド出して、コ−ナリングに行くとこれからアングル付けるんだからスピンする
ぞ!」って感じに見てました。けど実際はスピンしていない。「やっぱ上手い
んだな〜」って思いながら見ていたのが大間違い。
彼らはエイペックスでの速度を高める走りをしていたのだ!それに比べ俺はア
ングルを必要以上に付けて、スピ−ドを落として、あたかもコントロ−ルして
いる錯覚に陥っていた。けどそれが分かってから、F1が楽しいです。「もっ
とイケ−!、その速度だ!」って感じです。これだから理論の発見は楽しくて
しかたない!
この理論の発見で自分のドライビングも、もっと楽しく、安定のある走りへと
なりつつあるようです。もう毎日のドライビングがワクワクです。
今回で見つけた事。ラインとアングル(スライド)とエイペックスでの速度を高
める走り方。あとはブレ−キングと、ステアリングの扱い方。また新たな発見
がありました。これだから走るのはやめられません。

ユイレーシングスクールとトムに感謝です。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

★ レースウエイ in the states 休載

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