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           Go − Circuit No.204 (05/24/05発行)
 
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマ安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していないと
楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「クル
マさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングスク
ールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
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1)YRSスプリント&エンデューロ 第3戦筑波 終了
2)YRSドライビングレッスンFSW 終了
3) YRSオーバルスクール関越 第1回終了
4)参加申し込み受付中
5)カメラマン募集中
6)クルマを動かすということ
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1)YRSスプリント&エンデューロ 第3戦筑波 終了

  今年2回目のYRSエンデューロとスプリントが終わった。スプリントはド
ライコンディションで行われたが、エンデューロはウエットからセミドライへ
と路面の状況が変わる難しくも挑戦しがいのあるレースとなった。しかしレー
ス内容はと言うと、YRSとしては珍しく3台の単独クラッシュと2件の接触
があった荒れたレースになった。特にエンデューロではペースカーが3回もコ
ースインする事態となった。
  ペースカーの出動は全て単独でコースアウトした車両の回収とコース清掃の
ため。ペースカーラップの速度が遅いとは言え、走り続けているクルマと止ま
ってしまった車両の速度差は歴然で、コースアウトした車両はトップを争う権
利を失う結果となった。常に限界に挑戦しつづけるモータースポーツで人的ミ
スを避けることは難しいと言われるが、決して避けられないものではない。コ
ースアウトしないまでもスピンしたドライバーは少なくなく、ウエットコンデ
ィションであったことを加味してももう少し慎重さと工夫が欲しかった。
  スピンやコースアウトにいたる原因は様々だが、概してふたつの大きな要因
によることがほとんどだ。ひとつは競争に夢中になるがあまり、瞬間的にせよ
クルマの挙動を無視して操作した結果クルマがバランスを崩して『思い通り』
にならなかった場合。例えば横Gがかかった状態でブレーキングを開始してク
ルマが巻き込むとか、パワーオンが急激過ぎてタイヤのコーナリングフォース
を奪ってしまった場合などだ。
  ドライコンディションならなんてことはない操作でも、路面の摩擦係数が低
下するとクルマがついてこなくなる可能性が高くなることを覚えておくべきだ。
しかも、路面がウエットになるということは総じてタイヤのグリップレベルが
下がることには違いないが、それはスタティックなグリップの低いタイヤを履
いた場合とは異なり、グリップが低下するだけでなく限界が突然訪れる傾向に
あることを覚えておく必要がある。
  もうひとつの要因は、走るということに漫然なことだ。ドライコンディショ
ンであっても散見されることがあるが、その瞬間に何をなすべきかという意識
が希薄なまま運転している場面に出会う。言葉を換えれば、メリハリがないと
言うことだ。さらに言えば、行く必要がある時に『行き足らず』に、行かない
ほうがいい時に『行き過ぎる』運転のことだ。
  スクールで説明しているようにタイヤのグリップはトラクションに関しては
寛大だ。ウエット路面でもそれが凍っていない限りはスロットルを床が向ける
ぐらい踏み込んでもホイールスピンこそすれクルマのバランスを崩すまではい
たらない。もちろん4輪ともスリップアングルがゼロであることが条件だが。
そんな科学的な根拠があるのにしっかりと加速しない。否、加速はしているの
だが十分な加速度を得ていない。得られないのだ。理由は横Gを消すことがで
きないからだ。ウエット路面ではタイムが落ちる。どこかで補う必要があるの
だがそれをしない。だから雨になると、それができる人とできない人の差が広
がる。つまりは状況に応じて操作に変化を与えているかということだ。ドライ
でもウエットでも、エンデューロでもスプリントでも同じ操作でいい結果が出
るとは考えられない。
  その意味で、YRSのレースのレベルはまだまだ発展途上にある。もっと速
く走れる人もいるだろうし、今の速さならもっと楽に走れる人もいるだろう。
130分で160週のチームはあと10周は増やせるはずだ。
  いずれにしろ、運転にまつわる総合力を上げるためのレースなのだから、参
加者はもっと積極的にクルマの動きに関わっていくべきだと思う。
  レースと名がつく以上目指すは速さだ。だが限界を超えたところに速さは存
在しない。限界に達する寸前でクルマを走らせ続けなければなららない。どう
すればいいのか?
  YRSはなぜか雨の経験が少ないから、今回のエンデューロは絶好の機会だ
った。『ウエット=滑る』を否定はしないが、それでもまだ人間がなんとかで
きる部分は残されている。滑るのが怖いから速度を落とすのが間違いだとは言
わない。だが、それでは余りにも短絡的過ぎる。速さを追い求めているのに遅
く走る必要はない。まずやらなければならないことは、滑りやすい路面でクル
マが嫌がることを避けることだ。
  結論から言おう。滑る路面でクルマが最も嫌うのは、1輪への過重の集中と
前後タイヤのスリップアングルに差が生じることだ。ならばそうならない操作
をすればいい。常にクルマが安定した状態でいられるような操作をすることだ。
具体的に言えば、トランジッションをドライコンディションの時よりも明確に
することだ。瞬間的に舵角を与えるのはドライコンディションでもご法度だが、
さらに徹底する。中速コーナーまではトレイルブレーキングが有効だが、前輪
に過重が集中するのを防ぐために限りなく制動力がゼロに近い踏力まで緩める。
横G(スリップアングル)が残っておると感じたら待つ。あるいは積極的に舵
角を減らして横Gを消す。人間ができることはまだたくさんある。
  そして、結局のところ、これはより速く走ろうとする時、あるいは初めての
コースを走る時にも有効な手段でもあるのだ。
  上手い人の運転は連続しているように見えるし、クルマは次から次へと姿勢
を変えているように見える。しかし上手い人は意識していないのかも知れない
が、ドライコンディションでもウエットコンディションでもトランジッション
を有効に使っている。だから一連の姿勢変化がスムースだ。ギクシャクしてい
ない。できることをトコトンやって、できない時は待っている。とかく操作の
仕方に目を奪われがちだが、クルマを動かすと言うことは「クルマの動きを見
切る」ことでもある。

  次回のYRSイベントは6月25日のFSW。エンデューロは台数が多けれ
ばドライコンディションでも大いに勉強になるコースだ。速さを求めるほど難
しくなるからスプリントにもうってつけのコースだ。前回のリベンジでもいい
し、初めてレースに参加して自分の運転力を確かめるのもいいだろう。多くの
卒業生の参加を期待している。
                                             トム ヨシダ

・YRS第3戦結果
http://www.avoc.com/4circuit/4circuit_result/2005result.htm

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2)YRSドライビングレッスンFSW 終了

  5月16日。今年初めてのYRSドライビングレッスンFSWを開催した。
参加者は20名。うち6名がサーキットの走行経験がない方。走行1時間未満
の肩を含むと半数が限界的なコーナリングスピードを体験した。。
  昨年始めたドライビングレッスン。スレッシュホールドブレーキングの練習
では短時間に速度をコントロールする方法、実はトランジッションと踏力のか
け方なのだが、を練習する。オーバル定常円の走行では最初にイーブンスロッ
トルでのコーナリングを練習する。前後輪のスリップアングルを均等にした状
態でターンインからコーナリングに移る。初めてYRSオーバルを走る方は、
思いの他高い速度でクルマが向きを変えるのに驚く。半径22mのコーナーで
しかも入口から出口まで同じ曲率のコーナーを時速60Kmでクリアする。す
なわち限界速度はもっと上にあるが、とりあえず60Kmがコーナリング速度
の最下点だということだ。
  次にトレイルブレーキングを使ってターンイン時の速度を上げる。フロント
のグリップレベルを上げ舵角に対する抵抗力を与え、リアのグリップレベルを
下げることによりリアの滑り出しを助け前輪の舵角に見合うだけのスリップア
ングルをつける。その手続きがうまくいけば、最終的にスピードの最下点は6
0Km以上に達する。
  ブレーキングとコーナリングの練習しかしないドライビングレッスンだが、
安全にクルマの限界付近の挙動を体験するにはうってつけのカリキュラムだ。
そしてたかだか2速のコーナリングではあるが、加速から減速、そしてターン
インからイーブンスロットルの一連の操作を会得しさえすれば、どんなコーナ
ーにも応用できる。なにしろ同じ半径でコーナリングするということはクルマ
が最も苦手なことなのだから、YRSオーバルを速く走ることができれば『幅』
のあるコースを走るのは難しいことではない。
  サーキットを走るつもりのない方でも、限界付近の動きを安全な環境で順序
だてて体験することで運転に余裕が生まれる。街中で速く走る必要はないが、
クルマにとって『やってあげたほうがいい操作』と『やってはいけない操作』
が見えてくるはずだ。ぜひ多くの方に参加してほしいと思う。

・YRSドライビングレッスンFSW開催案内
http://www.avoc.com/2school/2ydw/ydwf_guide.htm
・YRSオーバルFSWラップタイム一覧
http://www.avoc.com/4circuit/4circuit_record/oval_yosf/yosf_frame.htm

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3) YRSオーバルスクール関越 第1回終了

  5月17日。関越スポーツランドで初のYRSオーバルスクールを開催した。
ただ残念ながら当日の参加者は6名。みなで「この辺には峠があるからスク
ールの必要はないのかナ」と冗談を言っていたのだが、、、。
  しかし、しかし。関越スポーツランドジムカーナ場のレイアウトの関係で異
形オーバルにしたのは大正解。とにかく面白い。長円方向が99.5m。大き
いほうの直径が42mで小さいほうのそれが30m。実に10mも大きさの違
うコーナーを連続して走る。7秒に一度異なる大きさのコーナーを抜ける。
  受講者のクルマでもスタッフが走ってみたのだが、「次は大きなコーナーだ
から速度を落とさないようにしなければ」と思っていると、微妙にオーバース
ピードでクルマが流れる。「次は小さなコーナーだからしっかり減速して」と
思っているといつのまにか失速している。そのズレを修正することは難しくな
いのだが、理想値に近づける努力が楽しいしためになる。
  関越スポーツランドのYRSオーバルもFSWと同じく18mの幅員を確保
して設定してある。もちろん、台数が揃ったらYRSオーバルレースを開催す
るためだ。関越に近い方はぜひ参加して欲しい。FSW、関越でリージョナル
シリーズを行い、年に一度リージョナルシリーズ上位者が集まってオーバルチ
ャンピオンを決定するYRSランオフを開くのも面白いと思う。
  次回の開催日程は交渉中なので、決まり次第サイトで告知したい。

・YRSオーバル関越ラップタイム一覧
http://www.avoc.com/4circuit/4circuit_record/oval_yosk/yosk_frame.htm

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4)参加申し込み受付中

   ☆ ☆ ☆  以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です ☆ ☆ ☆ 
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|                 ★ どなたでも参加できます ★

■ 5月31日(火)YRSオーバルスクール浅間台
  今年2回目のYRSオーバルスクール浅間台です。YRSが日本に持ち込ん
だオーバルコーストレーニング。その効果はオーバルスクール卒業生が多方面
で活躍していることでも証明されています。どなたでも参加できますのでご自
分の走り方を分析してみたい方はぜひ参加して下さい。
  今回からYRSドライビングレッスンで好評のイーブンスロットルコーナリ
ングをカリキュラムに加えることにしました。

・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/2school/2yos/yosa_guide.htm
・YRSオーバル浅間台ラップタイム一覧
http://www.avoc.com/4circuit/4circuit_record/oval_yosa/frame_yosa.htm

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|            ☆ YRS卒業生の参加をお待ちしています ☆

■ 6月25日(土)YRSエンデューロ、スプリント第4戦FSW
  FSWショートコースでYRSエンデューロシリーズおよびYRSスプリン
トシリーズの第4戦が行われます。どちらのレースもYRS卒業生を対象にド
ライビングスクールの一環として開催しますから安全に対して共通の意識で臨
むことができます。一度でもYRSのいずれかのスクールを受講された方は、
競争という環境で走ってみて下さい。ご自分の運転に対する意識が明確になり
ます。また、今の速さに満足していない方、次のステップに進みたい方の参加
をお待ちしています。
  今回はFSWの走行経験のない方のために練習時間を設ける予定です。また
エンデューロにソロで参加される方は参加費を32、000円(税込み)に割
り引きます。
  
・YRSエンデューロシリーズ規則書
http://www.avoc.com/2school/2yrs/yte_guide.htm
・YRSスプリントシリーズ規則書
http://www.avoc.com/2school/2yrs/yts_guide.htm
・YRS年間カーナンバー
http://www.avoc.com/2school/2yrs/carnumber.htm

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5)カメラマン募集中

  ユイレーシングスクールでは6月25日(土)に開催されるYRSエンデュ
ーロ&スプリント第4戦でサイトに掲載するためのレースの雰囲気写真を撮影
していただける方を募集しています。写真撮影の心得があり流し撮りができる
方が希望です。デジカメ、三脚などはこちらで用意します。
  過去にYRSに参加されたことのない方も応募できます。撮影を手伝ってい
だだける方にはスクール受講料あるいはレース参加費の割引き、免除の特典を
用意しています。応募は下記アドレスにメールでお願いします。

mail@avoc.com

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6)クルマを動かすということ
  
  手元に社団法人日本損害保険協会がまとめた『自動車保険データにみる交通
事故の実体』という冊子がある。同協会が有料で配布しているものだ。統計が
公開されてから全て取り寄せているが、その中で最新の2002年4月から2
003年3月までのデータを元に話を進めてみたい。
  統計の取り方がお役所的で実効性がないのはいたしかたないとして、数字を
眺めているといろいろな事象が見えてくる。もちろん交通事故は起こらないほ
うがいい。避けられる事故ならば避ける努力をするべきだ。ましてクルマが好
きな人にとって、事故を起こすということは、例えそれが軽微なものであって
も、肉体的金銭的に失われるものは回復できたとしても、自尊心に負う傷は深
く悲しいものだ。それが公道であろうとサーキットであろうと。
  ある頁に『事故類型別被害者数』という項目がある。四輪や二輪、自家用と
営業用など細かく分けた区分ごとに事故の形態を数字で表したものだ。自家用
乗用車の欄を見る。最も多い事故は車両相互事故で80。0%を占める。次が
人身事故で18.6%。単独事故(この場合は搭乗者が被害者)が1.4%と
ある。ところが、『事故累計別死亡者数』を見ると、様相は一変し人身事故が
56.0%で最も多く、次いで車両相互事故の37,4%となる。気になるの
は単独事故の死亡者が占める割合だ。被害者数、つまり事故の当事者の数では
1.4%に過ぎなかったものが、死亡者数となると6.6%に跳ね上がる。短
絡的な見方が必ずしも正しいとは限らないが、相手のない事故で死亡率が高い
ということは起きた事故の大きさを物語っているとは言えまいか。
  繰り返し言うが、事故は起こさないほうがいい。避けられるなら避けるべき
だ。だが、運転者が自らの意思でクルマをコントロールしながら走っているに
も関わらず単独事故の死亡率が高いのは、残念と言う以外にない。原因はいろ
いろあるだろう。しかし相手がいるわけではないのだから、避けようとする意
思さえあれば避けられたのではないか、と思ってしまう。

  公道を走るにしろ、サーキットを走るにしろクルマとタイヤの進化に伴い運
転に対する意識が希薄になっているような気がしてならない。間違ってはいけ
ないのは、いくら快適で高性能のクルマが生まれても、どんな状況でも運転手
の思い通りになるとは限らないということだ。カタログに「意のままに、、。」
と書いてあっても、それを実現できるのは運転手に明確な意思と自制心と判断
力がある場合だ。クルマが人間の努力を肩代わりしてくれるわけでは決してな
い。
  公道での事故、サーキットでの事故。それが単独であろうと対車両であろう
と、事故が起きるには伏線がある。起こるべくして起こることがほとんどだ。
そして、そのどれもが運転手の意識に根ざしていることが多い。

  アメリカでターンシグナル(ウインカー)を出さずに縦横無尽にフリーウエ
イでレーンチェンジする知人に言ったことがある。「出したほうがいいヨ!」
と。そのアメリカ人いわく「今は出さなくてもつかまらないから!」。「そう
じゃないでしょ。決まりだから出すのじゃなくて、あなたがこれから曲がりま
すヨってみんなに知らせるために出すんでしょ!」と言いかけてやめた。レ
ースでも前を行くクルマにつっかかってばかり。自滅することも多いドライバー
だったからだ。言う替わりに思った。「二度とコイツの横になんかのるもんか
っ!」って。

  クルマを運転する人がみんな同じ安全意識と価値観を持つことは不可能だし、
持つ必要もない。しかし、たった一人で走っていても事故を起こす人はいる。
まして複数のクルマが時間と平面を共有する公道やサーキットであれば、運転
意識の中に社会、言葉が大げさすぎれば『流れ』を取り込むべきではないか。
  ボク自身、決して優良な運転手ではない。安全のために飛ばさないのは間違
っていて、飛ばせる人が速度をコントロールしながら走るのが安全だと言い切
ってもしまう。しかし自分の中ではいろいろなルールを決めている。速度に関
しては『流れよりも30Km以上速くはしらない』ことだ。相対速度がそれく
らいの違いならば、何かが起きても対処できる。もちろんサーキットでの話で
はない。運転とは楽しいことではあるけれど、人間の欲望を無制限に受け入れ
てくれるものではないし、それを期待しては楽しさも半減する。可能ならば免
許証を持っている人全てが安全なところでスピードを出して走ってみるといい
と思う。速く走る努力をしているうちに、運転に関してクルマと折り合いをつ
ける方法を学ぶことができると思うからだ。

(※文中の数字は保険金の支払いが生じた交通事故のみを対象としているため、
必ずしも全交通事故を対象とした数字とは限らない:筆者注)
                               シニアインストラクター    トム ヨシダ

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