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         Go−CircuitNo.226(03/09/07発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマを安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していない
と楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「ク
ルマさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングス
クールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
》》Be Smarter、Drive Safer and Faster《《
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|1)参加申し込み受付中
|2)メールマガジン配信方法変更のお知らせ
|3)近視、乱視、遠視。見えるままに。		トム ヨシダ  
|4)YRS有料メールマガジン創刊

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|1)参加申し込み受付中

      〓〓〓〓以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です〓〓〓〓
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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 3月16日(金) YRSオーバルスクールもてぎ
  昨年開催して好評だったYRSオーバルスクールもてぎを今年も開催します。
ツインリンクもてぎの南コースに作るのはYRS最大の144x56mオーバ
ル。2速全開、もしくは3速からのコーナリングを体験できます。このYRS
オーバルもてぎをアンダーステアを出さずに回れるようになればご自身のドラ
イビングポテンシャルは確実に高まります。クルマを意のままに操りたい方は
ぜひクルマの流れる量の大きなYRSオーバルもてぎで操作と挙動の関係を会
得して下さい。腕に自信のある方は歴代ラップを参考に同程度のポテンシャル
のクルマのラップタイムに挑戦してみて下さい。

・YRSオーバルもてぎ歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yoml,b,01
・YRSオーバルスクールもてぎ開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosm.shtml
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         ★YRSオーバルスクール卒業生ならどなたでも参加できます★
□ 3月16日(金) YRSオーバルレース第2戦もてぎ
  2007年YRSオーバルスクール第1戦FSWにはオープンクラス9台、
ロードスタークラス23台の参加がありました。第2戦は舞台をもてぎに移し
フォーワイドも可能なYRSオーバルもてぎでの戦いになります。
  ショートトラックレースは安全にレースを進行させるために参加者の意識の
統一が必要です。原則的にいずれかのYRSオーバルスクールに参加した方を
対象としたスクールレースとして開催していますので、オーバルレース参加希
望の方はオーバルスクールをまず受講していただけるようお願いします。

・2007年YRSオーバルレース第1戦結果
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/070224-yor.shtml
・2007年YRSオーバルシリーズポイントスタンディングス
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/07-yor-point.shtml
・YRSオーバルレース第2戦もてぎ規則書
http://www.avoc.com/2race/oval/yor.shtml
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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 3月23日(金) YRSドライビングワークショップFSW
  運転がうまくなるためには知識と経験が必要ですが、最短の時間でうまい運
転のあるべき姿を体験してもらい、ドライビングポテンシャルをどうやって高
めるかその方向を定めてもらおうというのがドライビングワークショップの目
的です。ブレーキングの練習によるピッチング制御と定常円走行によるロール
コントロール。たった一日の練習でもクルマの動きに対する理解度はみなさん
の想像以上に高まります。サーキットを走るつもりはないけどクルマの運転に
興味のある方、ワンボックスなどサーキットには不向きなクルマをお持ちの方、
もう一度ご自身の運転を見直してみたい方。どなたにとっても実効性のあるカ
リキュラムです。

・YRSオーバルFSW歴代ラップタイム
http://www.avoc.com/cgi/laptime.cgi?yof,b,01
・YRSドライビングワークショップFSW開催案内
http://www.avoc.com/1school/driving/ydwf.shtml

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|               ★YRS卒業生ならどなたでも参加できます★
□ 3月24日(土)YRSエンデューロ第2戦FSW
  YRSを受講した方のステップアッププログラムとして開催しているスク
ールレースです。YRSエンデューロは130分の耐久レース。初めて参加さ
れる方にはアドバイスもします。ご連絡下さい。

・2007年YRSエンデューロポイントスタンディングス
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/07-yes-point.shtml
・2007年YRSエンデューロ規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yes.shtml

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|               ★YRS卒業生ならどなたでも参加できます★
□ 3月24日(土)YRSスプリント第2戦FSW
  YRSを受講した方のステップアッププログラムとして開催しているスク
ールレースです。YRSスプリントはローリングスタートで始まる2ヒートの
スプリントレースです。初めて参加される方にはアドバイスもします。ご連絡
下さい。

・2007年YRSスプリントポイントスタンディングス
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/07-yss-point.shtml
・2007年YRSスプリント規則書
http://www.avoc.com/2race/closed/yss.shtml
   
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|                     ★どなたでも参加できます★
■ 3月28日(水) YRSオーバルスクール浅間台
  YRSオーバルスクールの原点。YRSオーバルスクール浅間台は32x1
00mのオーバルコースを使ってコーナリングに特化した練習を行います。ご
自身とご自分のクルマの限界に挑戦してみたい方はぜひ受講して下さい。

・2007年YRSオーバル浅間台タイムトライアル結果
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/070201-yot.shtml
・2007年YRSオーバル浅間台タイムトライアルポイントスタンディング
ス
http://www.avoc.com/3result/result_race/2007/07-yot-point.shtml
・YRSオーバルスクール浅間台開催案内
http://www.avoc.com/1school/oval/yosa.shtml

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|2)メールマガジン配信方法変更のお知らせ

  ユイレーシングスクールは現在メールマガジンを初めとするコンテンツの見
直しを行っていますが、それに伴いメールマガジンの配信方法を変更すること
になりました。
  現在YRSからの直接配信、及びメールマガジン配信システムの「まぐまぐ」、
「メルマ」、「Eマガジン」の配信サービスを利用した4種類の手段で配信し
ていますが、4月1日以降に発行するメールマガジンの配信を「まぐまぐ」に
一本化します。3月待つまでに配信するメールマガジンは今まで通り配信しま
すが、ユイレーシングスクールのメールマガジン【Go Circuit】の
購読継続をご希望される方は、お手数ですが以下の頁から速やかに購読手続き
をしていただけるようお願いします。
  尚、配信方法変更後は基本的にバックナンバーの掲載はいたしませんのでご
了承下さい。

・Go Circuit購読申し込みフォーム@まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000016855.html

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|3)近視、乱視、遠視。見えるままに。		トム ヨシダ

○ オーバルレースこそスポーツそのもの
  まずはYRSオーバルレースシリーズ第1戦FSWのロードスタークラスB
グループのファイナルヒートのラップチャートを見ていただきたい。
http://www.avoc.com/report/yoRf_0309.htm

  YRSオーバルFSWは半径22mの半円2個を60mの直線で結んだオ
ーバルコース。コースの幅員は全周にわたって18mを確保している。だから、
アメリカ流にオーバルコースの中心線で全長を測ると314.7mとなる。ア
メリカの田舎町にあるような5分の1マイルショートトラックに似ている。唯
一異なるのは、ターンにカントがついていなくてフラットなことだけ。
  コントロールラインはFSWジムカーナ場の東西方向に走る二本の直線のう
ち北側のそれの中間。だからパドックに向かう最初のターンがターン1。パド
ックから遠ざかる時に立ち上がるのがターン2ということになる。
  2004年から始まったYRSオーバルレースシリーズも4年目を迎え、第
1戦にはロードスターだけでも23台の参加を見た。YRSオーバルレースで
は他にオープンクラスがあるが、今回は15台で争われたロードスタークラス
Bグループのファイナルヒートの模様をラップチャートから振り返る。

  予選、フルインバートスタートのヒート1(8周)、予選順スタートのヒ
ート2(10周)、ヒート2フィニッシュ順スタートのヒート3(12周)、
ヒート3フィニッシュ順スタートのセミファイナル(20周)と競い合ってき
たドライバーは、30周で争われるファイナルヒートにくつわを並べる。表の
Sの欄がスタート順。上位から奇数がイン側、偶数がアウト側に2列にならん
でローリングラップを開始。タイヤを暖め、集中力を高め長丁場のレースに備
える。
  数周のローリングラップ後。突如グリーンフラッグ。瞬時にエキゾーストノ
ートは高まり、整然と並んでいた同じ形のクルマはそれこそてんでばらばらな
動きを始める。ドアツードアでのコーナリングは当たり前、加速の良かったク
ルマと失速したクルマが重なりスリーワイドでターンに飛び込む。
  息つく暇もない1周目を終えてトップのクルマがコントロールラインを過ぎ
る。スタートでジャンプアップしたのは#15菊地と#13増田。それぞれ3
位から1位へ、7位から6位へ。2周目のコントロールライン。既に隊列が崩
れた各車。アウト側のクルマがイン側のクルマを振り切るように加速。イン側
の列の車間がほとんど変わらないのに対しアウト側の車間はめまぐるしく変化
する。2周目にポジションを上げたのは#21深澤と#20山本。それぞれス
タート時の5列目から7位へ、6列目から10位へとひとつずつ順位を上げる。
  3周目。2周目に順位をひとつ落とした#9上原を#20山本がパス。スタ
ートで2列目からトップに踊り出た#15菊地は独走態勢を築こうとペースを
上げる。4周目のターン2。5番手スタートから順位を守っていた#5渡辺が
スピン。フルコースコーションとなり3周目のコントロールライン通過順位で
再度隊列を組みなおす。2周のローリングラップ後にグリーンフラッグ。前車
が4周目の走行に入る。
  5周目。労せずしてポジションを上げた#13増田と#21深澤が5位と6
位で通過。上位4台はトップ#15菊地と2番手鈴木の間隔があいたものの、
以降3番手#12福永と4番手#14大森は糸でつながっているかのように同
じような間隔を保ったまま周回。スピンにより最後尾から再スタートを切った
#5渡辺がレース前々日にロードスターを手に入れた#18久保を抜き、ひと
つ順位を上げて14位で通過。その前をオーバルレース初参加の#8佐藤が逃
げる。その前には参加車中最もグリップの低いタイヤで走る#23渡辺、その
前にはあえて減らないタイヤを選んできた#中島が淡々と走る。
  ロードスター連中と競い合いたいとロータスエリーゼから乗り換えた#17
黒滝は10番手スタートあんがら2周目11位、4周目9位、5周目10位と
出入りの激しいレースを続ける。5周目を8位で通過した#20下平も6列目
イン側からスタートし4周目には7位までに順位を上げたものの5周目に#2
0山本に抜かれ8位で通過。直後には#9上原とドアツードアの争いを始める。
  8周目のコントロールライン。トップをひた走る#15菊地がペースの上が
らない#18久保を抜いて通過。9周目。膠着していた2位争いで#12福永
がモメンタムを生かして#10鈴木をパス。トップの#15菊地は11周目に
#8佐藤、13周目に#23渡辺も抜くが、追い抜く際の処理にてこずり2位
#12福永と#10鈴木が一挙に間隔を詰め始める。
  上位4台が周回遅れを処理し終わった16周目。1位から3位の差はさらに
縮まる。20周目のコントロールライン。イン側をキープする#15菊地に対
しトラクションを生かせるアウト側のラインを選んだ#12福永が速度差を生
かして追い抜きざまにトップで通過。レースの3分の2を支配した#15菊池
は2番手に後退。なおも#10鈴木が襲い掛かり21周目には#10鈴木が先
行してコントロールラインを通過。レースは終盤にさしかかり一周315mの
YRSオーバルFSWのそこかしこにクルマが点在。23周目。ポールポジシ
ョンからスタートしながら我慢のレースを続けた#10鈴木が#12福永をパ
ス。二台はサイドバイサイドで周回を続けるが、次の周にはトラクションをか
けるのに失敗した#10鈴木を#12福永がパス。しかしこともあろうか、ト
ップグループは8番手争いの集団に追いついてしまう。間隙をつかれ#10鈴
木は25周目に#15菊池にも抜かれて3位に後退。しかし27周目には自力
で抜き返し2位へ。残り3周。#12福永と#10鈴木はフェンダーツーフェ
ンダーの競り合いをしながら29周目に突入。#10鈴木は最後の最後で#1
2福永の前に出ることに成功。しかし#12福永も#10鈴木のワンミスで追
い越せる距離につける。
  最終ラップ。ターン4を真っ先に立ち上がってきたのは周回遅れの#20下
平を従えた#10鈴木。その後ろに#12福永。少し離れて#15菊池が3位
でフィニッシュ。こうして2007年YRSオーバルレース第1戦FSWロ
ードスターBグループファイナルレースを製したのは、たった3回しかトップ
でコントロールラインを通過しなかった#10鈴木のものとなった。

  さて、ここで質問。時間にして8分足らずのこのレース。いったい何回のパ
ッシングシーンがあったでしょう?

  オーバルレースは常に接近戦。だが、肉弾戦ではない。人間がクルマという
道具を使い、己の全知能をカーコントロールと駆け引きに傾け、少しずつ、ほ
んの少しずつライバルに対して優位性を築き続けていかなければならない類ま
れなモータースポーツ。クルマの運転という科学と感情に左右される人間の知
性を高度にバランスさせなければならない大人の遊びだ。
  あなたもオーバルスクールを受講して奥深〜いオーバル走行の魅力に触れ、
いつかはオーバルレースに参加してみませんか?ユイレーシングスクールから
の提案です。

・YRSオーバルレースデモテープ
http://www.avoc.com/5media/video/movie.php?t=oval2006-race
・YRSオー亜Bルレース実戦編
http://www.avoc.com/5media/video/movie.php?t=oval2006-endlesstension

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|4)YRS有料メールマガジン創刊

  ユイレーシングスクールでは講習内容をサーキットから公道に拡大する準備
として、一般の運転について運転の仕方を学ぶためのメールマガジンを創刊し
ます。詳細は近日中に発表しますのでYRSウェブサイトにご注目下さい。

********************************************************** 奥付け ****
□メールマガジン"Go−Circuits"
□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□Copyright:Yui Racing SchoolCo.,Ltd.
□Copyright:1986-2006  AVOCCORPORATION
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もしくは引用されたい方は、事前に発行人までご連絡ください。
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