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≡≡ Yui Racing School presents ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
 
           Go − Circuit No.202 (03/13/05発行)
 
---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。速く走らせるのはもっと楽しい。●しかしク
ルマ安全に速く走らせることが難しいのも事実。走らせ方を理解していないと
楽しくもないし危険でさえある。●クルマをもっともっと楽しむために「クル
マさんとの正しいお付き合いの仕方」を学びませんか。●ユイレーシングスク
ールからの提案です。●公道では安全運転を。サーキットではそれなりに。
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1)YRS150筑波開催中止について
2)YRS保険加入受付開始
3)参加申し込み受付中
4)YRSオーバルスクール成田画像掲載
5)運転技術とは

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1)YRS150筑波開催中止について

  4月15日に開催を予定していたYRS150筑波は都合により中止するこ
とになりました。参加を予定されていた方にはご迷惑をおかけします。申し訳
ありません。

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2)YRS保険加入受付開始

  ユイレーシングスクールでは、各種スクールを受講された方がYRS主宰の
スクールならびにイベントに参加される場合に1年間適用される障害保険を用
意しました。加入は任意ですが、興味のある方は詳細をご覧下さい。

・ユイレーシングスクール保険について
http://www.avoc.com/2school/2insurance.htm

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3)参加申し込み受付中

   ☆ ☆ ☆  以下のプログラムへの参加申し込みを受付中です ☆ ☆ ☆ 
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|                  ★ どなたでも参加できます ★

■  3月24日(火) 筑波サーキットドライビングスクール
  4年間で1,800名以上の卒業生を送り出した筑波サーキットドライビン
グスクール。2005年第1回を開校します。
  カリキュラムは以下の通りです。
・座学
限界近くで走行する時にクルマが運転手に求めるものをわかりやすく説明しま
す。
・ジムカーナ場定常円走行
オーバルの定常円を使いクルマの性能を引き出すための基本的な操作を練習し
ます。
・コース1000コーナリング練習
実際に走行しながらリアルタイムで適正な操作ができるようにアドバイスしま
す。

・YRSD筑波サーキットドライビングスクール開催案内
http://www.avoc.com/2school/2tds/tds_guide.htm

| 貸し出し用ヘルメットを用意しました。先着順に7名の方にお貸しします。
| 希望される方はコメント欄に「ヘルメット希望」と「サイズ(Cm)」を記
| 入して下さい。

※筑波サーキットドライビングスクールを受講される方は周波数をプリセット
できるカーラジオもしくはFM受信機をご用意下さい。

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|                    ★ どなたでも参加できます ★

■  3月26日(土) YRSオーバルスクールFISCO
  平日に休みを取りにくい方に朗報です。筑波サーキットジムカーナ場やYR
Sオーバル浅間台より大きなYRSオーバルGISCOを使ってオーバルスクー
ルを開催します。朝から半日のスクールですが、内容と走行距離はYRSオー
バルスクール浅間台と変わりありません。
  カリキュラムは以下の通りです。
・イーブンスロットルでのコーナリング練習
・トレイルブレーキングを使ったターンインの練習
・同乗走行
・ラッピングとタイム計測

・YRSオーバルスクールFISCO開催案内
http://www.avoc.com/2school/2yos/yosi_guide.htm

※YRSオーバルスプリントクーツを受講される方は周波数をプリセットでき
るカーラジオもしくはFM受信機をご用意下さい。

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|    ★ YRSオーバルスクール卒業生の参加をお待ちしています ★

■  3月26日(土) YRSオーバルレース第1戦
  YRSオーバルレースも2年目に入ります。レースのフォーマットは昨年と
変わりません。速く走ることよりもむしろ上手く走ることが求められるショー
トオーバルレースでテクニックと集中力をスープアップして下さい。

・YRSオーバルレース規則書
http://www.avoc.com/2school/2yos/yorf_guide.htm
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|                    ★ どなたでも参加できます ★

■  5月26日(木)&27日(金) YRS2Dayスクール
  2002年に開催して好評だった2日間にわたるドライビングスクールを開催し
ます。
  1日目はFISCOジムカーナ場でブレーキングとコーナリングの練習を徹
底的に行います。もちろんリアルタイムアドバイスをします。夕食後に参加者
が走行中の模様を収めたビデオを見ながら座学を行い2日目に備えます。
  2日目はFISCOショートコースでブレーキングとコーナリングのおさら
いとリードフォローでコースに馴染み、午後からは単独で走行します。
  質疑応答の時間も十分にあります。ユイレーシングスクールのオリジナルプ
ログラムが最大限に効果を発揮します。サーキット走行の経験がない方もある
方も受講できます。

・YRS2Dayスクール開催案内
http://www.avoc.com/2school/2fds/2day_guide.htm

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4)YRSオーバルスクール成田画像掲載

  2月に開催したYRSオーバルスクールの画像を掲載してあります。
  画像は午後のある計測セッションで撮影したものの中からコーナリングの良
い例と悪い例をピックアップして掲載ました。この段階では全ての受講者がか
なりの速さで周回しています。ラップタイムにばらつきもありません。ただク
ルマの姿勢は必ずしも同じではありません。
  それが意味するところは、ひとつには受講者がいかなる状況にも対応できる
テクニックを持っていること。もうひとつは、もっと繊細にクルマの姿勢を制
御することができればクルマの性能をさらに引き出す、つまりさらに速く走れ
るということです。
  コーナリング中にクルマを前に進めるのに不可欠なエネルギーをロスしてい
ないか?エネルギーがロスしそうになった時にどう対応すればいいのか。想像
しながらご覧下さい。

・YRSオーバル浅間台画像
http://www.avoc.com/4circuit/4circuit_report/4report_yosa.htm

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5)運転技術とは

  どんなスポーツでもそうだ上達するには練習が不可欠だ。とは言ってもやみ
くもに練習しても効果はない。練習するには明確なテーマ(目的)が必要だ。
なぜならば練習とは目的に沿った理論と実践を高い次元でバランスさせること
だからだ。しかし慣れないうちはテーマを見つけることは難しい。理屈では解
っていても経験したことがない、経験は豊富だが理論的なアプローチをしたこ
とがないなど、目指すところが未知の領域であることが多いからだ。そこで第
3者のアドバイスが上達への鍵となる。

  縦列駐車を練習する時に「あのポールに向かって真っ直ぐにバックして、こ
っちのポールが横に見えたらステアリングを右に切る」と受けるアドバイス。
アドバイスがあるからこそ、『とりあえず優先的にしなければならない操作』
が絞り込める。理屈はどうあれアドバイス通りに操作すれば、なんとか形はつ
くものだ。縦列駐車の速度であればクルマが動く理屈を知らなくても危険では
ない。
  縦列駐車というテーマがあって、「あのポール...」がとりあえずの理論
となりそれに従って操作することでテーマが達成できる。慣れてくればポール
を電柱に置き換えるなりして、あるいは目標物なしにでも縦列駐車ができるよ
うになる。
  大切なのは、最初にテーマに対する理論的な指針が確立されていたかどうか
だ。
  さらに、的確なアドバイスには別の効果がある。『明確になすべきこと』を
指示することが前提だが、テーマに対して必要でないことを排除してくれると
いう側面がそれだ。

  こんなことがあった。ある時のオーバルスクール。初めて参加する方が少し
ずつペースを上げていく。コーナリングの基本とタイヤの使い方の座学を聞き、
理論を実践に移していく。ストレートでは目いっぱい加速しブレーキングで速
度を調整しながら姿勢を整えターンイン移る。
  ところがあるペースからターンインで姿勢が乱れるようになった。リアルタ
イムでラップタイムを告げているから本人も速く走ろうと努力しているはずだ。
なのに肝心なターンインで姿勢が乱れ失速している。
  良く見ると、ターンイン直前にコーナーと反対側にステアリングを一瞬だけ
切っている。フェイントをかけているようだ。路面の滑りやすいダートならい
ざしらず、きちんとトレイルブレーキングを使えばまずフロントが逃げない舗
装ではかえってクルマのバランスを崩すことになる。
  走行が終わって聞いてみるとやっていた意識はないという。ひょっとすると、
もともとステアリングホイールを切る直前に反対側に力を込めてきっかけを作
っていたのかも知れない。低い速度ではそれが姿勢に影響はしなかったのかも
知れない。あるいは速度を上げたことにより、以前より大きな力でステアリン
グホイールを握ってしまった結果なのかも知れない。
  いずれにしろ、ターンインでクルマが姿勢を崩すと危険でもあるし絶対に速
くは走れない。「とにかく、今までより4mぐらい手前からステアリングホイ
ールをこれでもかってほどに軽く握りゆっくり切り出してみて下さい。」とア
ドバイス。
  最初のうちは、操作を意識していたからなのか先ほどのセッションより進入
速度は遅かったがクルマは破綻なくターンインをするようになった。

  スポーツドライビングやモータースポーツには常に危険が伴う。間違っても
クルマや壁などの物損ですむ縦列駐車と異なり、場合によっては運転している
人間が危険にさらされる。だから、練習は独学でもすることはできるが、でき
れば的確なアドバイスがもらえる環境で練習することを勧めたいと思う。

                             シニアインストラクター    トム ヨシダ
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