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            Go−Circuit No.299(10/15/2010発行)

---------------------------------------------------- Taste of USA ----
●クルマを走らせるのは楽しい。思い通りに走らせるのはもっと楽しい●しか
しクルマがなかなか思うように動かない時がある●クルマの運転は簡単そうで
難しい●が、難しいことに感謝しなければならいない●難しいからこそうまく
できた時の喜びは大きい●うまくなろうとする過程がまた楽しい●うまくなろ
うとするから工夫する●今の時代、クルマを使い倒さなければもったいない。
    || Proud of Our Tenth Anniversary ||
》》》Be Smarter, Drive Sater, and Drive Faster! You can do it!!《《《
       【 Yui Racing School Offers Serious Entertainment 】
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|1) YRSオリジナル『座学オンCD』好評発売中
|2) タイヤの回る音を聞きながら		トム ヨシダ
|3) 参加申し込み受付中
|4) クラブ単位、同好会単位のドライビングスクールを開催します

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|1) YRSオリジナル『座学オンCD』好評発売中
  ユイレーシングスクールが10周年を記念して制作した「YRS座学オンC
D」が売れています。

  「YRS座学オンCD」はユイレーシングスクールが主宰するドライビング
スクールで行っている座学の内容を全て網羅。実際のドライビングスクールの
アドバイスも収録した他、各操作の練習方法を丁寧に説明してあります。
  またYRSドライビングスクールで実際にあった逸話も挿入してありますの
で、このCDを聞くことによって実際にユイレーシングスクールを受講したの
と同じ情報を得ることができます。

  録音時間5時間34分の長いCDですが、クルマの運転に興味のある方にと
っては一生ものの虎の巻です。どうすればクルマを思い通りに動かすことがで
きるかを合理的に説明した日本初のドライビングガイダンスです。
  免許をとったばかりの初心者からサーキットでレースに参加しているベテラ
ンまで有用な内容に仕上げてあります。バックグラウンドミュージックもない
簡素なCDですが、クルマの中で聞くといっそうの効果があります。運転に興
味のある方にはぜひ買っていただきたい1枚です。

  価格は送料込みで4,500円。通常のYRSドライビングスクールの座学
の聴取料よりも安価に設定してあります。クルマの運転に興味のある方、クル
マを思い通りに動かしたい方、今よりもサーキットを速く走りたい方はこの機
会にご購入下さい。

・YRS座学オンCD説明頁と申込フォームへのリンク
http://www.avoc.com/cd/

※説明頁には122にのぼるチャプターのさわりの部分とナレーションの一部
を掲載してあります。
※数量に限りがあります。購入を希望される方はお早めにお申込下さい。
※CDはMP3形式で録音してありますので、対応の再生機器が必要です。

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|2) タイヤの回る音を聞きながら		トム ヨシダ
  関西方面で初めのYRSオーバルスクール。北陸自動車道を長浜インターチ
ェンジで降りて30分ほどのところにある奥伊吹スキー場の第4駐車場に設け
たYRSオーバル奥伊吹が舞台。
  スキー場の駐車場なので冬季には使えないが、できるだけ大きなオーバルコ
ースを作りたかったので開催地に決めた。
  YRSオーバル奥伊吹は半径22mの半円を60mの直線で結んだ、長円方向10
4mで短円方向44mのコース。大きさは、YRSオーバルFSWと速さを比較
しやすいように同じにした。
  もっともFSWジムカーナ場がおおむねフラットでスムースな路面であるの
に対し、奥伊吹の駐車場は明確に傾斜しているので全く同じ条件での比較は難
しいかも知れない。その上、スキーシーズンに行われるブルドーザーによる雪
かきのせいで路面がかなり荒れている。舗装も全面アスファルトではなく、周
期的にコンクリートの帯が埋設されているのでわずかなうねりがある。

・YRSオーバル奥伊吹全景
http://www.avoc.com/8som/2010som.htm

  しかし、路面がスムースではないからと言ってオーバルスクールに適さない
かというと、これが逆で、操作の練習をするにはかって一時期開催したYRS
オーバルYetiについでうってつけのオーバルコースと言える。
  Yetiもスキー場の駐車場を利用していたのだが、歩いていても登り下り
がはっきりわかるほどの傾斜がついていた。奥伊吹はそこまでではないが、オ
ーバルコースを走っているとエンジンの吹けが違ったり、ステアリングの重さ
が異なるのでそれとわかる。
  言うまでもなく、傾斜した路面にオーバルコースを作ると、実際には意識し
てそのようにレイアウトしているのだが、2本の直線の1本が登り、1本が下
りになる。と言うことは、ひとつのコーナーでは登りながらブレーキイングし
てターンインし、トレイルブレーキを使わなければならない。反対側のコーナ
ーではその逆だ。速く走ることをテーマにした時、この路面状況の違いがもた
らす効果は計り知れない。特にターンインの時にフロントタイヤのグリップを
探る練習にはうってつけだ。
  Yetiにしろ奥伊吹にしろストレートがそれほど長くないから速度を落と
すためのブレーキングは必要ではない。荷重をフロントに移して落ちつかせる
ぐらいのブレーキングでかまわない。これは登りでも下りでも同じ。しかし路
面が傾斜しているから、速く走るのには微妙なさじ加減が必要になる。
  一般的に犯しやすい間違いは、登りのコーナーではターンイン直後の速度が
落ち過ぎることと、下りのコーナーではターンイン直後にフロント荷重が過大
になることだ。これは、なにもユイレーシングスクールのオーバルスクールに
限った話ではない。サーキットでも公道でも路面が縦断的に傾斜している場合
に起こりやすい事例だ。だから傾斜地でのオーバルスクールは『体感車速』の
修正に役に立つ。
  先の間違いは、どちらも加速中にクルマの状態を把握できていないことに起
因する。
  登り坂だからスロットルを閉じれば下り坂よりも短時間で車速は落ちる。と
ころが登り坂だから速度が乗らないという意識があるものだから、ついついコ
ーナー手前までスロットルを開けておいてドカンとブレーキングする。登りだ
からオーバースピードだとフロントが逃げてしまう、という意識もあるからだ。
結果的にターンインの瞬間には、登りのそのコーナーに対する適正速度よりも
はるかに遅くなってしまう。
  下りのコーナーはクルマのバランスを崩しやすいということは意識している。
しかし、下り坂はフロントに荷重がかかりやすいということは、走っているう
ちに忘れてしまう。むしろ、荷重の抜けたリアのスリップアングルが増えるこ
とに快感を覚えターンインからの姿勢作りで失速していることに気がつかない。

  実際は、YRSオーバルスクールに来てアドバイスを受ければ、とんでもな
い間違いをすることはない。Yetiでもスピンするクルマは皆無だった。雨
が降りゴムかすが浮いて滑りやすかった奥伊吹でもスピンは数回だった。ユイ
レーシングスクールに参加したことのない人に比べれば、はるかにクルマの性
能を引き出しながら走ることには長けている。なにしろ、1年に片手にあまる
ほどオーバルスクールに来られる人もいるのだから。
  そんな人が、なぜまたYRSオーバルスクールに参加するかというと、『体
感車速』を養うためだとユイレーシングスクールは考える。だから、リピータ
ーの人にはそれなりのアドバイスをすることにしている。
  とにかく、夜間しか使えなかったYetiでオーバルスクールを継続するの
は難しかったが、今度は奥伊吹がある。あのコースは、現実味はないが、関東
から来ても走るかいはあるはずだ。少なくとも、ステアリングホイールを握っ
てしまうと失速するという体験は奥伊吹でしかできないから。

  1回目のYRSオーバルスクール奥伊吹の参加者は4名。告知が足りなかっ
たのか、関西ではドライビングスクールに対する価値観が異なるのかわからな
いが、さみしいスタートだった。しかも、中部、関西在住の4人のうちの3人
は、以前FSWで開催したユイレーシングスクールにまで足を伸ばしてくれた
人たちだった。
  しかし、唯一初めてユイレーシングスクールに参加した方が、次回の開催に
つながるアンケートの答を送ってくれたので披露したい。

>-------------------------- アンケートここから -----------------------
> 1.ユイレーシングスクールに参加してよかったと思いますか?

> ものすごく良かったです。3,4年ほど、メルマガとドライビング教科書を
自分なりに理解して走っていました。それでもかなり上達したのですが、10
0文は一見にしかずというか参加して良かったです。勘違いしているところも
少しありましたし。

> 2.ユイレーシングスクールのカリキュラムはあなたの運転技術の向上に役
立ちましたか?

> かなり役立ちました。帰りの峠道やいつも行く峠道を早速、走りましたが簡
単に速く走れてしまいます。正直、速過ぎて危ないのでテクニックを生かすに
はサーキットしかないかな?とも感じる位でサーキットに通おうと決心しまし
た。

> 3.ユイレーシングスクールのカリキュラムでよかった点を教えて下さい。

> トランシーバーで指示してもらえるのとラップタイムを教えてもらえること
ですぐにフィードバックできるところが特に良かったです。もちろん適切なア
ドバイスが効きました。それとヨシダさんが自分の車を運転してドライビング
を体感できたことも特に
良かったです。
 
> 4.ユイレーシングスクールのカリキュラムでよくなかった点を教えて下さ
い。

> 何も思い当たらないです。さすがに1万人以上の受講者がいるだけあって洗
練されていると感じました。
 
> 5.機会があれば再度ユイレーシングスクールに参加されますか?

> 関西や中部地区で開催されたら絶対に参加します。FSWにも行けたら行っ
ていたいと思います。近い人がうらやましいです。

> 6.お知り合いにユイレーシングスクールを勧められますか?

> 是非進めたいけど、ライバルなので秘密にしておきたいという気持ちもあり
ます。人間が小さくてすみません。
>-------------------------- ありがとうございました -------------------

  ちなみに、今回参加してくれた4名のタイムは、
車両			ベストタイム
MRS			17.556 
インプレッサ		17.255 
ロードスター(AT)	17.885 
ホンダ ビート		17.715 
だった。

  次回、来年になると思いますが、YRSオーバルスクールにぜひ参加してみ
て下さい。クルマの運転の真髄が見えるはずです。       

・YRSオーバル奥伊吹コース図
http://www.avoc.com/3result/pt10/YO_Okuibuki.jpg

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|3) 参加申し込み受付中 & YRSスケジュール
  現在、以下のカリキュラムの参加申し込みを受け付けています。
|     ◆ ◇ ◆ クルマの運転の楽しさを味わってみませんか? ◆ ◇ ◆
| ※申込み締切りを過ぎても定員に達しない場合は引き続き受け付けを行いま
| す。枠がある場合は当日受け付けも行いますが電話でご連絡下さい。開催日
| 前3日を過ぎてからの申し込みは受講料を当日の受け付けでお支払い下さい。
| 振り込まれた方は振り込んだことを証明するものを受付で提示して下さい。
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|■ 10月22日(金)YRSドライビングスクールFSW
  ユイレーシングスクールはクルマを安全に思い通りに動かすための操作の仕
方を教えています。運転で大切なのは加速、減速、旋回のいずれの場合もクル
マを安定させて走ることです。
  YRSドライビングスクールFSWでは広大な駐車場に真円、スラローム、
ブレーキングと3つのパイロンコースを設けどういう操作がクルマを安定させ
るかをひとりひとりにアドバイスします。午後からはオーバルコースに変更し
クルマをできるだけ速く走らせることに挑戦します。
  運転に積極的に関わりたい方はぜひYRSドライビングスクールFSWを受
講してみて下さい。

・YRSドライビングスクールFSW開催案内&申込フォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=fds
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|■ 10月31日(日)YRSオーバルレーストレーニング
  今回のYRSオーバルレーストレーニングは8台限定で行います。参加を考
えている方はお早めにお申込み下さい。
  YRSオーバルレーストレーニングはYRSオーバルレースで使用する半径
22mx直線130mのオーバルコースで100キロ超からのコーナリングの
練習を行います。S2000など一部の車両を除いて、速く走るためには3速
からシフトダウンしながらターンインをする必要があります。もちろん、受講
されたからといってオーバルレースへの参加義務はありません。
  カリキュラムは他のオーバルスクールとほぼ同じですが、オーバルスクール
では珍しいインストラクターによるリードフォローを行います。より高速でク
ルマを安定させるコツをお知りになりたいかたはぜひ参加して下さい。

・YRSオーバルレーストレーニング開催案内&申込フォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=ost
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|□ 10月31日(日)YRSオーバルプラクティス第7戦
  今回からYRSオーバルレースの開催はP2に戻ります。ユイレーシングス
クールの最大の売り物である最も素朴でありながら
運転技術の向上にも役立つグラスルーツモータースポーツを堪能して下さい。

・YRSオーバルレース規則書&申込フォーム
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yor
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|■ 11月2、3日(火、水=祝) YRSツーデースクール
  ユイレーシングスクール恒例のツーデースクールの季節がきました。1日目
午前中にパイロンコースでブレーキング、スラローム、真円走行の練習を行い、
午後はレイアウトをオーバルコースに変更してできるだけ速く走る練習をしま
す。
  2日目はショートコースでピッチコントロールとロールコントロールを練習
したあとでリードフォロー、同乗走行、ラッピングを行います。2日間クルマ
の運転に集中することでクルマの動きに対する理解度が深まり確実にドライビ
ングポテンシャルは向上します。安全で粋な運転をものにしたい方はぜひ参加
して下さい。

・YRSツーデースクール案内頁&申込フォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=2ds
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|■ 11月20日(土)YRSオーバルレーストレーニング
  今回もYRSオーバルレーストレーニングは8台限定で行います。参加を考
えている方はお早めにお申込み下さい。
  YRSオーバルレーストレーニングはYRSオーバルレースで使用する半径
22mx直線130mのオーバルコースで100キロ超からのコーナリングの
練習を行います。S2000など一部の車両を除いて、速く走るためには3速
からシフトダウンしながらターンインをする必要があります。もちろん、受講
されたからといってオーバルレースへの参加義務はありません。
  カリキュラムは他のオーバルスクールとほぼ同じですが、オーバルスクール
では珍しいインストラクターによるリードフォローを行います。より高速でク
ルマを安定させるコツをお知りになりたいかたはぜひ参加して下さい。

・YRSオーバルレーストレーニング開催案内&申込フォーム
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=ost
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|■ 11月20日(日)YRSオーバルプラクティス最終戦
  今回もP2での開催です。ユイレーシングスクールの最大の売り物である最
も素朴でありながら運転技術の向上にも役立つグラスルーツモータースポーツ
を堪能して下さい。

・YRSオーバルレース規則書&申込フォーム
http://www.avoc.com/2race/guide.php?c=sr&p=yor
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|■ 11月21日(日)YRSオーバルスクールFSW
|   今年最後のユイレーシングスクールです。
  半径22mのコーナーの限界速度はロードスターでもポルシェでも変りませ
ん。差があるとすればドライバーの腕によるものです。
  半径22mの180度コーナーを60mの直線で結んだのがYRSオーバル
FSWです。通常60キロならインベタでコーナリングすることができます。
  YRSオーバルスクールFSWはこの22mx104mのオーバルコースを
使ってできる限りクルマの性能を引き出す練習をします。スロットルを床まで
思いっきり踏んだことのない方、オーバースピードでターンインをしたことの
ない方、スピン恐怖症の方はぜひ参加してみて下さい。
  今年最後のオーバルスクールなのでアウト側にもパイロンを立ててアウトイ
ンアウトの練習も行います。

・YRSオーバルスクールFSW開催案内&申込フォーム 
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=os&p=osf

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|4) クラブ単位、同好会単位のドライビングスクールを開催します
  ユイレーシングスクールの活動開始直後から関東以外でスクールをやらない
のか、という問い合わせをいただいていました。現在は関東に限っていますが、
他の場所でも開催できないかと考えたのがYRSカスタムドライビングスクー
ルです。
  今年もポルシェクラブ、BMWクラブのドライビングスクールを開催し好評
でした。 
  ユイレーシングスクールではカークラブ単位や仲間同士で受講できるドライ
ビングスクールを開催します。カリキュラムは幹事の方と相談して決めますの
で、ご要望に沿った内容のドライビングスクールをあつらえることができます。
  基本的にはサーキットなりジムカーナ場を占有しての開催になります。ご希
望があれば関東以外での開催も可能です。幹事の方にお問い合わせいただけれ
ば、こちらから可能なプログラムを提案させていただきます。

・YRS フォー ユー 案内頁 
http://www.avoc.com/1school/guide.php?c=ds&p=ypy
・YRS問い合わせ
ma2008@avoc.com

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□有限会社ユイレーシングスクール発行
□編集/文責:トム ヨシダ
■問い合わせ:090−6539−4939(朝8時〜夜9時)
□オリジナルサイト:http://www.avoc.com/
□Copyright:1999 Yui Racing SchoolCo.,Ltd.
□Copyright:1986 AVOC CORPORATION
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